埼玉県所沢市にて打ち合わせと敷地調査を終え、ちょっと寄ってきました。
西武ドームの近くにある「狭山湖畔霊園」の管理棟と礼拝堂。土曜日でしたが運良く見学可能とのことで、ラッキー!
まずは礼拝堂へ。三角の窓と木の枝を避けるようにうねった屋根が特徴です。
屋根材はアルミの板をランダムに重ねています。機械的なパターンでない手作り感がとても良い雰囲気を出しています。
内部はこんな感じ。外観でへこんだ部分の裏は杉の集成材で形成されています。
上を見上げると、合掌した時の指の重なりを表しているそうです。
次は管理棟。中庭をぐるっと囲んだ屋根と水盤がきれいです。
中庭からのトップライトの光と垂木の天井に水面のゆらぎが反射しています。
お墓参りをし、こちらで休憩する。故人を思いながら家族や親せきがゆっくりできるとても心地よい雰囲気の建築でした。