中間検査を無事合格し、いよいよ断熱工事です。今回はセルロースファイバーという断熱材を採用しています。これは古い新聞紙を細かく砕き、それを断熱材として壁の中に充填していきます。燃えるんじゃない？と思われがちですが、難燃処理を施しているので、燃え広がることはありません。
この断熱材のいいところは古紙の再利用というエコな面もありますが、一番は壁の中に隙間がなくなることです。グラスウールの袋状のものやポリスチレンフォームなどの板状の断熱材はしっかり施工しても、どうしても隙間ができてしまいます。完成後隠れてしまう部分なので、コストの問題はありますがお金をかける価値は絶対あると思います。
隙間が少なくなると、気密が高くなります。つまり冷房や暖房が少ないエネルギーで快適温度になり、なおかつその温度が長く保たれるということ。さらに隙間がなければ虫の侵入も減らせます。オススメです。
